ビーロット
B-Lot Company Limited
不動産業 / 不動産
1,369円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
富裕層の顧客基盤と3事業の循環
自社で再生した物件を富裕層に売り、購入後の管理を受託し、売却時は仲介する循環で同じ顧客と取引を重ねます。PMの受託は167件(2026年6月末)です。
- 2
全国の拠点での仕入れと販売
札幌・名古屋・大阪・福岡の支社と沖縄の拠点を持ち、2025年12月期の売却36件のうち20件は関東の外でした。首都圏より競争の少ない地域の物件を扱えます。
- 3
高い資本効率と3期連続の最高益
ROEは3期続けて23%以上で、純利益は2023年12月期から3期連続で過去最高です。2026年12月期も営業利益84億円・純利益50億円の増益を計画しています。
- 4
配当性向30%以上と低いPER
2026年12月期は年80円の配当を予想し、予想配当利回りは5.5%、予想PERは5.4倍です(2026年9月25日終値)。
- 5
売却に頼らない収益の積み上げ
ホテル・ビルの賃料やPM・AMの手数料を伸ばしており、マネジメント事業は上期ベースで5年連続の増収増益、賃貸用不動産を含む固定資産は145億円まで増えました。
注意すべきリスク
- 1
在庫と借入の急拡大
クマシュー工務店の買収などで販売用不動産は1年で2.1倍の707億円になり、有利子負債は総資産の75%、自己資本比率は19.7%(2025年12月末)に下がりました。
- 2
金利上昇による利払いの増加
支払利息は2025年12月期に12.3億円と前期の2.2倍です。日銀は2026年6月に政策金利を1.0%へ引き上げており、借入への依存が大きい収益構造に響きます。
- 3
市況悪化時の利益急減と減配
2020年12月期はコロナ禍の評価損で純利益が85.8%減り、配当も半分になりました。配当は業績連動で、減配しない累進配当ではありません。
- 4
大型案件による期ずれ
1件で前期売上高の10%以上になる売却があり、決済の時期で四半期・通期の数字が大きく動きます。2024年10〜12月期は3ヶ月単体で営業赤字でした。
- 5
仕入れ競争と新領域の不確実性
首都圏では大手・外国資本との仕入れ競争が続きます。クマシュー工務店の在庫の7割は土地で権利調整に時間がかかることがあり、系統用蓄電所の採算も未知数です。
事業概要
不動産投資開発・コンサルティング・マネジメント事業を展開。問題のある不動産を取得し、企画開発力と再生ノウハウで潜在力を顕在化させ販売。コンサルティング事業では富裕層向けに不動産売買仲介・情報提供を実施。マネジメント事業では所有・管理不動産のキャッシュフロー最大化と資産価値向上を図る。複数不動産ファンドへの投資運用業務も提供。
主要事業
不動産投資開発事業 — 過小評価不動産の取得・問題是正・資産価値向上、新築開発事業
不動産コンサルティング事業 — 売却・購入希望者向け売買仲介、信託受益権売買、賃貸仲介、不動産交換・土地有効活用提案
不動産マネジメント事業 — 入居者募集・入退去管理、テナント対応、資産価値向上施策立案、ビル・投資ファンドの運用
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
37,778
+22.1% YoY
営業利益
7,579
+19.5% YoY
純利益
4,420
+12.2% YoY
営業利益率
20.1%
企業評価
総合スコア 3.8 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
2
規模
2
割安度
5
競合・類似銘柄
稼働率や賃料の劣る既存ビル・収益マンションを取得し、改修とリーシングで価値を引き上げて投資家へ転売する不動産会社。仕入れの目利きと出口の確保が生命線。
不動産投資開発・コンサルティング・マネジメント事業を展開。問題のある不動産を取得し、企画開発力と再生ノウハウで潜在力を顕在化させ販売。コンサルティング事業では富裕層向けに不動産売買仲介・情報提供を実施。マネジメント事業では所有・管理不動産の…
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