ソニーグループ
SONY GROUP CORPORATION
電気機器 / 電機・精密
3,723円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
エンタメ×テクノロジーを併せ持つ稀有なポートフォリオ
ゲーム・音楽・映画のエンタメ3事業とイメージセンサー・エレクトロニクスの技術2事業を併せ持つ企業は世界的にも稀です。
- 2
CMOSイメージセンサー世界シェア約50%の技術的優位
Yole Group調べで2025年の金額ベース約50%。2層トランジスタ画素積層型などの次世代技術を実用化し、2026年3月期のI&SS営業利益は+36.8%と全セグメント中最大の伸びでした。
- 3
営業利益1.4兆円で過去最高、継続事業ベースの前期比は+13.4%
G&NS(+11.7%)・音楽(+25.1%)・I&SS(+36.8%)が牽引。ただし音楽の増益897億円にはPeanuts Holdings再測定益347億円の一時要因が含まれます。
- 4
2027年3月期は営業利益1.72兆円(+19%)を計画
Q1実績で売上+8.2%・営業利益4,765億円(+40.2%)と好調なスタート。純利益予想1兆2,100億円は継続事業ベースの前期実績1兆309億円に対し+17.4%です。
- 5
5,000億円の自社株買いと自己株式の消却
2026年5月に上限2億3,000万株・5,000億円の取得枠を設定し、同月に184,494,319株を消却。保有方針も株式報酬充当分を除き原則消却へ変更しました。
注意すべきリスク
- 1
PS5ハードウェアサイクルと開発費高騰
PS5は発売6年目で次世代機移行期が接近。AAAタイトルの開発費は数百億円規模に膨らみ、1タイトルの成否が業績に大きく影響します。
- 2
イメージセンサーの大型投資と中国スマホメーカー依存
TSMCとの熊本合弁にソニーは約4,650億円を拠出予定、長崎の新規設備投資も政府支援を前提に協議中。Huaweiの自社センサー開発や中国市場減速もリスク要因です。
- 3
映画事業のヒット依存と制作コスト上昇
映画事業は興行収入に左右される変動性の高い事業であり、コンテンツ制作コストの上昇が利益率を圧迫する要因です。
- 4
熊本地震が会社予想に未織込み、メモリ調達も制約
2027年3月期の会社予想は2026年7月28日の熊本地震の影響を織り込んでいません。PS5の販売計画は調達可能なメモリ量が前提で、ET&Sもメモリ価格上昇の影響を約300億円に抑える計画です。
事業概要
エンタテインメントとテクノロジーを融合させた総合企業。PlayStation等のゲーム事業、ソニー・ミュージックによる音楽制作・出版、ソニー・ピクチャーズによる映画・テレビ番組制作、カメラ・テレビ・ヘッドホン等のエレクトロニクス製品、スマートフォン向けCMOSイメージセンサを柱に、金融事業も展開する。イメージセンサは世界シェア首位を誇り、ゲーム・音楽・映画のコンテンツIPを横断的に活用する戦略を推進している。
主要事業
ゲーム&ネットワークサービス — PlayStation本体・ソフトウェアの開発・販売、PlayStation Networkによるサブスクリプション・デジタル配信
音楽 — ソニー・ミュージックによる音楽制作・出版・配信、アニプレックスによるアニメ事業
映画 — ソニー・ピクチャーズによる映画・テレビ番組の制作・配給、Crunchyrollによるアニメ配信
エンタテインメント・テクノロジー&サービス — デジタルカメラ「α」、テレビ「BRAVIA」、ヘッドホン・スピーカー、Xperiaスマートフォン
イメージング&センシング・ソリューション — スマートフォン・車載・産業用途向けCMOSイメージセンサの開発・製造。世界シェア首位
金融 — ソニー生命(生命保険)、ソニー損保(損害保険)、ソニー銀行(ネット銀行)による金融サービス
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
12,479,620
-3.7% YoY
営業利益
1,447,507
+2.9% YoY
純利益
-326,865
-128.6% YoY
営業利益率
11.6%
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
3
収益性
4
安全性
4
規模
5
割安度
—
競合・類似銘柄
社会インフラ、ITサービス、家電、電子デバイスまで複数の事業を抱える大手電機。事業ポートフォリオの組み替えと構造改革の進み方が業績を左右する。
エンタテインメントとテクノロジーを融合させた総合企業。PlayStation等のゲーム事業、ソニー・ミュージックによる音楽制作・出版、ソニー・ピクチャーズによる映画・テレビ番組制作、カメラ・テレビ・ヘッドホン等のエレクトロニクス製品、スマー…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2022年3期(百万円) | 2023年3期(百万円) | 2024年3期(百万円) | 2025年3期(百万円) | 2026年3期(百万円) |
|---|---|---|---|---|---|
| G&NS | 2,674,800(32.2%) | 3,549,800(35.4%) | 4,172,400(37.4%) | 4,548,800(38.1%) | 4,685,700(36.8%) |
| ET&S | 2,299,300(27.7%) | 2,436,700(24.3%) | 2,408,300(21.6%) | 2,358,900(19.8%) | 2,260,500(17.8%) |
| I&SS | 991,800(11.9%) | 1,301,500(13.0%) | 1,500,800(13.4%) | 1,705,900(14.3%) | 2,151,500(16.9%) |
| 音楽 | 1,099,000(13.2%) | 1,357,800(13.6%) | 1,594,200(14.3%) | 1,820,700(15.3%) | 2,120,100(16.7%) |
| 映画 | 1,238,200(14.9%) | 1,369,400(13.7%) | 1,488,200(13.3%) | 1,492,900(12.5%) | 1,499,300(11.8%) |