三菱UFJフィナンシャル・グループ
Mitsubishi UFJ Financial Group,Inc.
銀行業 / 銀行
3,615円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
メガバンク初の純利益2兆円超突破
2026/3に純利益2.4兆円を達成。経常収益14.6兆円、経常利益3.4兆円とトップ・ボトムともに過去最高更新。2027/3 Q1も純利益8,094億円(+48%)で通期目標2.7兆円に対し進捗30%。
- 2
利上げ局面で預貸金利ざやが構造的に改善
国内貸出残高約80兆円。会社説明では2025年度の円金利上昇影響は営業純益で約+1,500億円、2026年度目標にも政策金利1%程度を前提に+1,700億円を織り込む。
- 3
Morgan Stanley+ASEAN銀行で収益を分散
MS持分法利益6,764億円(グループ純利益の28%)とタイ・インドネシアの連結子会社を軸とするASEAN商業銀行ネットワークで国内金利環境への依存度を低減。
- 4
配当性向40%目安の還元方針で6年間で配当3.4倍に拡大
配当は25円→86円に成長。配当性向40%前後で安定推移し、2027/3は96円への増配見込み。
注意すべきリスク
- 1
金利反転・利上げ停止シナリオでのプレミアム剥落
現在の株価は追加利上げを相当程度織り込み済み。日銀が利上げ停止や利下げに転じれば株価調整リスク。
- 2
与信関係費用の増加リスク
2026/3の与信関係費用は前期の大口戻入の反動で3,558億円(前期1,087億円)に増加し、2027/3も3,500億円を見込む。中東情勢や海外大口融資先のデフォルトで引当金がさらに膨らむ可能性。
- 3
GSIB規制による資本制約
バーゼルIII最終化でリスクアセットが増加し、自社株買いや配当のペースが抑制される可能性。Shriram Finance出資でCET1比率は2026年3月末9.2%とターゲットレンジ9.5〜10.5%を一時的に下回る。
事業概要
国内最大の総合金融グループ。中核の「三菱UFJ銀行」が国内外で預金・貸出・為替業務を展開し、「三菱UFJ信託銀行」が資産運用・不動産・年金・遺言信託等の信託サービスを提供。「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が株式・債券の引受・売買仲介を担い、「三菱UFJニコス」がクレジットカード事業を運営。リース(三菱HCキャピタル)、消費者金融(アコム)、資産運用(三菱UFJアセットマネジメント)なども傘下に持ち、銀行・信託・証券の連携による融合型ビジネスモデルが特徴。
主要事業
銀行 — 「三菱UFJ銀行」による預金・貸出・為替・国際業務
信託 — 「三菱UFJ信託銀行」による資産運用・不動産・年金・遺言信託
証券 — 「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」による株式・債券の引受・売買仲介
クレジットカード・消費者金融 — 「三菱UFJニコス」「アコム」
リース・資産運用 — 「三菱HCキャピタル」「三菱UFJアセットマネジメント」
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
14,620,843
+7.3% YoY
営業利益
—
純利益
2,427,229
+30.3% YoY
営業利益率
—
企業評価
総合スコア 3.5 / 5
成長性
5
収益性
—
安全性
1
規模
5
割安度
3
競合・類似銘柄
全国規模の銀行を中核に、信託・証券・リースを抱える金融持株会社。国内金利と与信費用、海外事業の比重が収益を決める。
国内最大の総合金融グループ。中核の「三菱UFJ銀行」が国内外で預金・貸出・為替業務を展開し、「三菱UFJ信託銀行」が資産運用・不動産・年金・遺言信託等の信託サービスを提供。「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が株式・債券の引受・売買仲介を…
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