ティアフォー
TIER IV,Inc.
情報・通信業 / 情報通信・サービスその他
2,193円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
Autowareを核にした効率的な研究開発
自動運転OSS「Autoware」のコード提供者の68%は社外のエンジニア。大学や企業の成果を取り込み、ゼロから自社開発する海外勢より少ない投資でレベル4技術を積み上げられます。
- 2
国内のレベル4実装で先行
塩尻市・小松市でレベル4の認可を取得し、2025年9月期は50地域で実証・実装。政府の先行的事業化地域13のうち8地域に関わり、2030年度1万台の政府目標も追い風です。
- 3
自動車・通信・損保との提携網
トヨタ、いすゞ、スズキ、ヤマハ発動機、コマツと量産に向けた開発を進め、KDDIとは2030年までに累計1,000台規模の導入を目指します。提携先の多くは株主でもあります。
- 4
量産期に積み上がる収益モデル
量産に入ると車両1台ごとのライセンス料や保守収入が積み上がる設計。車両運用台数を114台から2030年9月期に1,800台超へ増やす目標で、累計約800台が経常黒字化の目安です。
注意すべきリスク
- 1
100億円超の営業赤字と補助金依存
2026年9月期の営業損失予想は112.4億円。前期55.3億円の補助金収入が赤字の半分近くを埋めており、採択の結果や政策の変化で損益が大きく振れます。
- 2
資金繰りと増資による希薄化
上場時の払込みを加えた手元資金は約268億円で、前期の資金消費ペースなら約3.7年分(KabuGraph試算)。黒字化の前に追加の増資が必要になれば1株価値が薄まります。
- 3
官公庁案件と第4四半期への偏り
2025年9月期は経済産業省とNEDOで売上高の30.3%。売上は第2・第4四半期に集中し、年度末の納品や採択がずれると通期予想を下回るおそれがあります。
- 4
Waymoなど資金力で勝る競合
Waymoは2027年に東京で無人の配車サービスを始める意向で、国内のバス分野ではマクニカが競合します。自動車メーカーの内製開発や巨大テック企業の動きも脅威です。
- 5
高い評価とロックアップ解除
株価は予想売上高の約16倍(2026年9月24日時点)で、上場後の終値は883〜3,570円と変動が大きい状況です。2027年1月中旬に主要株主のロックアップ期間が終わります。
事業概要
自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業。東京都品川区に本社を置き、The Autoware Foundationを通じて世界の開発者コミュニティを束ねる。「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転レベル4のシステム開発と社会実装に必要な技術アセットを、製品プラットフォームとサービスの両面で提供する。
主要事業
製品 — Autowareを基盤とする自動運転ソフトウェアプラットフォーム「Pilot.Auto」、開発運用向けクラウド「Web.Auto」、センサー・コンピューターとソフトウェアを組み合わせたリファレンス「Edge.Auto」
サービス — 自動運転の導入・運用を担うモビリティサービス、開発を支援するデベロップメントサービス、ソリューションサービス
オープンソース — Autowareの開発主導とコミュニティ運営
株価推移
業績ハイライト(百万円)
売上高
—
営業利益
—
純利益
—
営業利益率
—
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
—
収益性
—
安全性
5
規模
3
割安度
—
競合・類似銘柄
配車アプリ、車両管理、自動運転、経路検索など人と車の移動を扱うサービス。交通事業者と自治体が主な顧客。
自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業。東京都品川区に本社を置き、The Autoware Foundationを通じて世界の開発者コミュニティを束ねる。「自動運転の民主化」をビジョンに掲…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ