ヒューリック
Hulic Co.,Ltd.
不動産業 / 不動産
1,665円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/14
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
都心駅近に絞った賃貸の基盤
東京23区の駅近を中心に約250件を保有し、物件の7割超が駅徒歩5分以内。23区内のオフィス等の空室率は会社算出で0.6%(2026年6月)です。
- 2
17期連続の経常増益・増配
会社は上場以来、経常利益で17期連続の増益、17期連続の増配としています。2026年12月期も経常利益1,850億円・年67円配当で18期目を計画しています。
- 3
高い利益率とROE
2025年12月期の営業利益率は25.7%、ROEは13.0%で、ROEは比較した大手5社より高い水準です。単体234名の少人数経営です。
- 4
開発・売却・運用の循環
開発した物件をグループのREIT・ファンドに売り、運用報酬も得ます。運用資産は9,900億円(2026年第2四半期時点)で、2036年に2兆円超が目標です。
- 5
データセンター・海外・新規事業の成長余地
都市型データセンター(2036年に100MW超)や海外、教育・高齢者施設向け食品などの新規事業を育て、2036年に経常利益3,000億円を目指します。
注意すべきリスク
- 1
物件売却に頼る利益構造
2025年12月期は営業利益の6割強が物件売却に関する利益でした。売買市場やグループREITの資金調達が冷えると、利益の伸びが鈍るおそれがあります。
- 2
金利上昇と2.3兆円の有利子負債
総有利子負債は2兆2,753億円(2026年6月末)、平均調達金利は1.43%に上昇。2025年12月期の支払利息は前期比65%増えました。
- 3
不動産以外へのM&A
2036年までにM&A・企業投資で7,500億円を想定。のれんは1,310.6億円に増え、子会社の株価に連動した追加償却も発生しています。
- 4
東京集中と災害・オフィス需要
オフィスを中心とした賃貸物件の約7割が東京23区内にあり、首都直下地震などの災害やオフィス需要の減少の影響を受けやすい構造です。
- 5
政策保有株の放出
大株主に事業会社・金融機関が多く、2024年末と2026年5月に政策保有株の売出しがありました。持ち合い解消が続けば株式の需給に影響します。
事業概要
東京23区の駅近に約250件の賃貸物件を保有・管理する不動産デベロッパー。旧富士銀行(現みずほ銀行)の建物管理会社を源流とし、銀行店舗跡地の好立地を多数取得してきた経緯から、都心駅前のオフィスビル・商業施設に強い賃貸ポートフォリオを構築している。不動産の取得・建替・バリューアップによる収益力強化と安定した賃貸収入が事業の核。保険代理店事業やホテル・旅館運営事業も展開し、連結営業収益の約9割を不動産事業が占める。
主要事業
不動産事業 — 東京23区駅近のオフィスビル・商業施設の賃貸運営、不動産取得・建替・バリューアップ、アセットマネジメント。営業収益の約9割
保険事業 — 生損保の保険代理店業務
ホテル・旅館事業 — ホテル・旅館の運営
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
727,447
+23.0% YoY
営業利益
186,826
+14.4% YoY
純利益
114,334
+11.7% YoY
営業利益率
25.7%
企業評価
総合スコア 4.2 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
2
規模
5
割安度
4
競合・類似銘柄
オフィス・商業施設を自ら開発して保有し、賃貸収益と住宅分譲の双方から稼ぐ総合型の不動産会社。街区単位の再開発を手掛け、開発から運営・流通まで内製する。
東京23区の駅近に約250件の賃貸物件を保有・管理する不動産デベロッパー。旧富士銀行(現みずほ銀行)の建物管理会社を源流とし、銀行店舗跡地の好立地を多数取得してきた経緯から、都心駅前のオフィスビル・商業施設に強い賃貸ポートフォリオを構築して…
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