タスキホールディングス
TASUKI Holdings Inc.
不動産業 / 不動産
981円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
東京23区・駅近の小規模用地に強い仕入れ力
60〜200㎡程度の土地や空き家を拾う体制を増員で強化し、2026年9月期はIoTレジデンス等の仕入れが第3四半期までに通期計画を超えました。
- 2
金利より相続税対策で動く顧客層
主な買い手は相続税対策を重視する富裕層で、会社は金利上昇局面でも需要が続き、23区の賃料上昇でコスト増を価格に転嫁できると説明しています。
- 3
複数の出口と事業の組み合わせ
1棟販売・用地販売・ファンド売却の出口に、資産コンサルティングとリファイニングの賃料収入が加わり、市況に応じて売り方を変えられます。
- 4
配当性向40%以上・累進配当の還元方針
2026年9月期は記念配当10円を含む年50円を予定し、予想配当利回りは4.6%(2026年9月24日終値)です。
注意すべきリスク
- 1
在庫と借入の急拡大
2026年6月末の棚卸資産は851.7億円、有利子負債は756.8億円に増え、自己資本比率は28.1%に低下。支払利息も前年同期の約1.9倍です。
- 2
販売用不動産の評価損
景気悪化や金利上昇で販売が滞れば、積み上げた棚卸資産に評価損が生じ、利益と財務を同時に圧迫するおそれがあります。
- 3
相続税評価の見直し
令和8年度税制改正で、2027年から相続開始前5年以内に取得した貸付用不動産は取引価額ベースで評価され、主力顧客の購入判断が変わる可能性があります。
- 4
第4四半期への売上集中と期ずれ
今期は第4四半期に約400億円の売上を見込み、竣工や引き渡しが1四半期ずれるだけで通期の業績が大きく動きます。
- 5
競合と用地取得競争
フェイスネットワークなど相続税対策向け一棟マンションの競合や23区の用地の取り合いで、仕入れ価格が上がれば利益率が圧迫されます。
事業概要
タスキホールディングスは、IoTレジデンス『タスキsmart』『ルネサンスコート』を開発・販売。リファイニング物件、物流施設、クラウドファンディング『TASUKI FUNDS』、不動産ローン等を展開。
主要事業
IoTレジデンス — 『タスキsmart』『ルネサンスコート』等の新築投資用物件。東京23区の好立地にIoT対応設備を標準装備
リファイニング事業 — 中古物件取得・バリューアップ・売却。レジデンス・商業ビル対象
物流施設開発 — スマートロジスティクス設備搭載の物流施設企画・販売
資産コンサルティング及びファンド運用 — 『TASUKI FUNDS』等の不動産クラウドファンディング、私募ファンド組成
株価推移
業績ハイライト2025/9(百万円)
売上高
74,412
+56.8% YoY
営業利益
8,815
+116.9% YoY
純利益
4,933
+122.5% YoY
営業利益率
11.8%
企業評価
総合スコア 3.6 / 5
成長性
5
収益性
4
安全性
2
規模
3
割安度
4
競合・類似銘柄
個人投資家や法人に売ることを前提に、ワンルームマンションや一棟賃貸マンションを企画・開発する不動産会社。販売後の賃貸管理までを抱えてストック収益も得る。
タスキホールディングスは、IoTレジデンス『タスキsmart』『ルネサンスコート』を開発・販売。リファイニング物件、物流施設、クラウドファンディング『TASUKI FUNDS』、不動産ローン等を展開。
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