デンソー
DENSO CORPORATION
輸送用機器 / 自動車・輸送機
1,842円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
自動車部品世界2位の圧倒的スケール
売上収益7兆5,400億円はボッシュに次ぐ世界第2位。トヨタグループ向けは約55%(トヨタ自動車単体では26.4%)だが、ホンダ・GM・フォードなど幅広い顧客基盤を構築しています。
- 2
電動化・半導体・ADASの3軸で成長投資
EV向けインバーター・モーター、車載半導体の自社開発体制強化、ADAS向けセンシング技術でCASEの全領域に対応。
- 3
5期連続増収・直近2期増益と配当利回り3.5%
安定した業績拡大と増配に加え、2026年3月期2,534億円、2026年4〜6月の自己株TOB約3,136億円と自社株買いも厚い。PBR 0.94倍(2026年9月15日時点)はバリュー面での見直し余地があります。
- 4
サーマルシステムはEV時代でも成長
EV向けバッテリー温度管理やヒートポンプ技術の需要が拡大し、ICE→EV移行でも事業の連続性が確保されています。
注意すべきリスク
- 1
トヨタグループへの売上依存(約55%)
トヨタの戦略変更がデンソーの投資方針に直結します。顧客分散は進んでいるものの、依然として最大の集中リスクです。
- 2
自動車産業の構造変化リスク
ICE(内燃機関)からEVへの移行期において、既存製品の需要減と新製品の立ち上がりのタイミングギャップが発生する可能性があります。
- 3
2027年3月期は営業減益予想、第1四半期は-21.5%
成長投資の強化と銅・アルミ等の部材費高騰、中東情勢の不確実性を織り込み、営業利益5,000億円(前期比-9.5%)を計画。第1四半期(3ヶ月)は842億円(-21.5%)と減益幅が予想より深く、進捗率は16.8%です。
事業概要
トヨタグループの中核を担う世界最大級の自動車部品メーカー。カーエアコン・ラジエータ等のサーマルシステム、燃料噴射装置等のパワトレイン部品、ECU・メータ等の車載電子機器、先進安全システム、電動化コンポーネントまで幅広い自動車部品を開発・製造する。トヨタ自動車を最大顧客としつつ国内外の完成車メーカーに供給し、日本・北米・欧州・アジアに約200社の連結子会社を展開する。産業用ロボットやQRコード関連製品も手がける。
主要事業
サーマルシステム — カーエアコン(HVAC)、電動コンプレッサ、ラジエータ、コンデンサ、EV用熱マネジメントシステム(チラー・水冷コンデンサ)
パワトレインシステム — ガソリン直噴インジェクタ、ディーゼルコモンレールシステム、尿素SCRインジェクタ、フューエルポンプ等の燃料噴射・排気浄化装置
モビリティエレクトロニクス — エンジン・HEV・BEV用ECU、コンビネーションメータ、スマートキーシステム、エアバッグセンサ等の車載電子機器
エレクトリフィケーションシステム — EV・HEV用インバータ、駆動用モータ、DC-DCコンバータ等の電動化コンポーネント
先進デバイス・産業ソリューション — ミリ波レーダ・LiDAR・カメラ等のADASセンサ、産業用ロボット、QRコード関連製品
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
7,539,975
+5.3% YoY
営業利益
552,538
+6.5% YoY
純利益
443,755
+5.9% YoY
営業利益率
7.3%
企業評価
総合スコア 4.2 / 5
成長性
4
収益性
3
安全性
5
規模
5
割安度
4
競合・類似銘柄
広い製品領域を持ち完成車メーカーに一次供給する大手部品メーカー。電動化投資の負担と受注構成が業績を決める。
トヨタグループの中核を担う世界最大級の自動車部品メーカー。カーエアコン・ラジエータ等のサーマルシステム、燃料噴射装置等のパワトレイン部品、ECU・メータ等の車載電子機器、先進安全システム、電動化コンポーネントまで幅広い自動車部品を開発・製造…
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