パラカ
Paraca Inc.
不動産業 / 不動産
1,962円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/9
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
地代のかからない保有駐車場
保有駐車場は件数で全体の1割強ですが、2025年9月期の売上総利益の44%を稼ぎました。粗利率は81%で、土地所有者の都合による解約や他社への切り替えがありません。
- 2
駐車料金の値上げが続く
2026年9月期上期の料金変更の87%が値上げでした。開設1年以上の賃借駐車場は第3四半期累計で売上高+5.1%・売上総利益+7.0%と伸びています。
- 3
簿価を上回る土地の時価
時間貸駐車場(賃貸等不動産)の時価は2025年9月末で447億円と、簿価を約50億円上回ります。株価はPBR0.95倍です(2026年10月8日終値)。
- 4
伊藤忠商事との提携
伊藤忠が議決権の22%を持つ筆頭株主で、紹介による成約は143件3,060車室(2026年4月末)。ファミリーマートの駐車場管理も43店舗で手がけます。
- 5
減配のない配当
2016年9月期以降、年間配当を減らした年は無く、2026年9月期は72円(予想利回り3.69%、2026年10月8日終値)を予定しています。
注意すべきリスク
- 1
新規開設の費用と天候で減益
2026年9月期は新規開設の原価先行と冬季の豪雪で営業利益予想を34.3億円から31.13億円に下げ、前期比で減益の見通しです。
- 2
借入の増加と金利
土地の取得を借入でまかない、借入金は270.5億円(2026年6月末)に増えました。固定金利が約9割ですが、支払利息は増えています。
- 3
純利益に土地の売却益
今期の純利益予想22.77億円には札幌の土地の売却益約8.7億円(税引前)が入っています。予想PER8.6倍は、売却益を除くと約11.8倍です(KabuGraph算出)。
- 4
賃借駐車場の解約
売上の8割を占める賃借駐車場はオーナーの都合で解約されることがあり、上期は大型の施設付帯駐車場の解約で解約率が6.0%に上がりました。
- 5
資本効率とPBR1倍割れ
土地が総資産の8割を占め、ROEは10%前後です。保有駐車場の取得を続ける方針のもと、資本効率をどう高めるかが株価評価の焦点です。
事業概要
時間貸駐車場(コインパーキング)の開発・運営を手がける。土地オーナーから遊休地を借り上げる賃借型に加えて、駐車場用地そのものを自社で取得して持つ「保有駐車場」を広げているのが特徴で、業種が不動産業に分類されるのもこのため。駐輪場の運営や、商業施設・オフィスビル向けの駐車場運営受託、駐車場を使った土地活用の提案も行う。
主要事業
駐車場事業 — 時間貸駐車場・駐輪場の開発、運営、管理(自社保有型と賃借型)
土地活用 — 土地オーナー向けの駐車場による土地活用提案、運営受託
株価推移
業績ハイライト2025/9(百万円)
売上高
17,630
+7.6% YoY
営業利益
3,266
+8.1% YoY
純利益
2,044
+12.5% YoY
営業利益率
18.5%
企業評価
総合スコア 3.6 / 5
成長性
4
収益性
5
安全性
3
規模
2
割安度
4
競合・類似銘柄
遊休地を借り上げ、時間貸・月極の駐車場として運営する会社。確保した用地の数と稼働率が収益を決め、モビリティサービスへ広げる例もある。
時間貸駐車場(コインパーキング)の開発・運営を手がける。土地オーナーから遊休地を借り上げる賃借型に加えて、駐車場用地そのものを自社で取得して持つ「保有駐車場」を広げているのが特徴で、業種が不動産業に分類されるのもこのため。駐輪場の運営や、商…
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