ルネサスエレクトロニクス
Renesas Electronics Corporation
電気機器 / 電機・精密
3,862円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
車載MCUで世界シェア約18%の主要プレイヤー
Infineon・NXPに次ぐ世界上位の一角(市場調査会社推計)。ADAS・EV・コネクテッドカーの進展でECU搭載数が増加し、車載半導体の中長期需要は構造的に拡大する。
- 2
M&Aで構築したアナログ+パワー+MCUの統合プラットフォーム
Intersil、IDT、Dialog、Altiumの買収でアナログ・パワー・設計ソフトウェアを一気通貫で提供できる体制を構築。
- 3
AI・データセンター向け半導体の成長
2026/12期上半期は売上+25.9%と大幅増収。車載に加えAI・データセンター向けの需要回復が成長を牽引。ただしAI・データセンター向けの一角だったタイミング事業は2026年7月にSiTimeへ譲渡済み。
- 4
経営危機からの劇的なターンアラウンド実績
産業革新機構主導の再建から売上1.3兆円超の統合半導体企業へ変貌。経営改革の実行力が証明済み。
注意すべきリスク
- 1
車載半導体市場の在庫調整リスク
自動車メーカーの生産調整や在庫積み増し局面では受注が急減速する循環性がある。
- 2
M&A依存の成長戦略ののれんリスク
積極的な買収で多額ののれんを抱えており、買収先の統合が期待通り進まなければ減損リスクが顕在化する。
- 3
競合半導体メーカーとの技術競争
TI・NXP・Infineonなどグローバル大手との競争が激しく、技術優位性の維持には継続的なR&D投資が不可欠。
- 4
タイミング事業売却による下期の売上剥落と一時益の反動
2026年7月にタイミング事業(2025年売上2億774万米ドル)をSiTimeへ譲渡。譲渡益4,433億円は第3四半期累計に一括計上される一時要因で、下期以降は売上がその分抜ける。
事業概要
自動車・産業機器向けを主力とする半導体専業メーカー。マイクロコントローラ(MCU)、SoC、アナログ半導体、パワー半導体を幅広く提供し、車載半導体で世界トップクラスのシェアを持つ。Altium社の買収によりプリント基板設計ソフトウェア事業にも進出している。
主要事業
自動車向け事業 — 車載マイクロコントローラ、SoC、アナログ半導体、パワー半導体の開発・製造・販売。ADAS、電動化、コネクテッドカー向けが成長領域
産業・インフラ・IoT向け事業 — 産業機器、インフラ、IoTデバイス向け半導体ソリューションの提供。「Altium」ブランドのプリント基板設計ソフトウェアも含む
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
1,321,212
-2.0% YoY
営業利益
201,166
-9.8% YoY
純利益
-51,763
-123.6% YoY
営業利益率
15.2%
企業評価
総合スコア 4.8 / 5
成長性
4
収益性
5
安全性
5
規模
5
割安度
—
競合・類似銘柄
自社の前工程ラインでメモリ、マイコン、パワー・アナログ半導体を製造する。市況と工場の稼働率、車載・産業向けの構成比が採算を決める。
自動車・産業機器向けを主力とする半導体専業メーカー。マイクロコントローラ(MCU)、SoC、アナログ半導体、パワー半導体を幅広く提供し、車載半導体で世界トップクラスのシェアを持つ。Altium社の買収によりプリント基板設計ソフトウェア事業に…
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