アドバンテスト
ADVANTEST CORPORATION
電気機器 / 電機・精密
40,300円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
半導体テスター世界シェア65%の寡占的地位
SoCテスター66%・メモリテスター61%(2025年暦年、会社推定)と両分野でトップシェア。事実上アドバンテストとテラダインの2社寡占であり、新規参入障壁が極めて高い。
- 2
AI半導体・HBMテスト需要の構造的拡大
AI GPU/ASICのテスト時間は従来チップの10倍以上になるケースもある。メモリテスターでもシェア61%を持ち、HBM向けを中心にAI半導体市場の成長がそのままテスター需要に直結する。
- 3
営業利益率44%→49%への急上昇
2024/3期の16.8%からわずか2年で44.2%に到達。2027/3期予想では49.4%と50%に迫り、Q1実績では51.7%を記録。テスト工程の複雑化・長時間化が収益性を押し上げている。
- 4
3年で売上3.5倍の爆発的成長
2025/3期から急成長局面に入り、2027/3期は売上高1兆7,140億円(前期比+51.9%)へ大幅上方修正。3期連続の最高益を見込む。
注意すべきリスク
- 1
半導体サイクルへの高い感応度
2024/3期にはスマートフォン・サーバー向けSoCテスター需要の調整で売上-13%・利益率16.8%に急落した実績があり、半導体市場の調整局面では業績が大きく振れるリスクがある。
- 2
対中輸出規制の影響
米国の対中半導体規制により中国向け売上が制約される可能性。中国は半導体テスター市場の重要な需要地域であり、規制強化は業績への逆風となる。
- 3
AI投資サイクルの持続性
現在の業績はAI半導体向けテスト需要の爆発に支えられているが、データセンター投資の一巡や次世代チップの開発遅延があれば成長が鈍化する可能性がある。
事業概要
半導体テストシステムの世界大手。SoC(システムオンチップ)テスタとメモリテスタを二本柱とし、ロジック・ミクストシグナルICやDRAM・フラッシュメモリなど幅広い半導体の製造工程における検査装置を開発・製造・販売する。テスタ本体に加え、ICの自動搬送・温度制御を行うテスト・ハンドラやテスタとIC間の電気的接続を担うデバイス・インタフェースなどのメカトロニクス関連製品、システム保守・システムレベルテスト等のサービスも提供する。
主要事業
テストシステム事業 — SoC半導体用テスタ(ロジック・ミクストシグナルIC向け)およびメモリ半導体テスタ(DRAM・フラッシュメモリ向け)の開発・製造・販売
メカトロニクス関連 — テスト・ハンドラ(ICの自動搬送・温度制御)、デバイス・インタフェース(テスタとIC間の電気的接続部品)
サービス他 — テストシステムの保守メンテナンス、システムレベルテスト(SLT)ソリューションの提供
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
1,128,610
+44.7% YoY
営業利益
499,120
+118.8% YoY
純利益
375,353
+132.9% YoY
営業利益率
44.2%
企業評価
総合スコア 4.2 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
5
割安度
1
競合・類似銘柄
ウエハやチップ、パネルの電気特性・外観を検査する装置と受託テストを手がける。微細化と歩留まり要求の高まりが需要を押し上げる。
半導体テストシステムの世界大手。SoC(システムオンチップ)テスタとメモリテスタを二本柱とし、ロジック・ミクストシグナルICやDRAM・フラッシュメモリなど幅広い半導体の製造工程における検査装置を開発・製造・販売する。テスタ本体に加え、IC…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2024年3期(百万円) | 2025年3期(百万円) | 2026年3期(百万円) |
|---|---|---|---|
| SoCテスト | 245,600(50.5%) | 440,400(56.5%) | 767,400(68.0%) |
| メモリテスト | 85,900(17.7%) | 157,700(20.2%) | 171,500(15.2%) |
| その他システム | 52,700(10.8%) | 84,700(10.9%) | 80,500(7.1%) |
| サービス他 | 102,300(21.0%) | 96,900(12.4%) | 109,200(9.7%) |