ワンキャリア
ONE CAREER Inc.
情報・通信業 / 情報通信・サービスその他
2,563円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/14
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
70万件超の口コミデータによるネットワーク効果
約5万社の企業情報と70万件超(2026年6月末)の就活体験データが、学生を集め→口コミが増え→企業の採用効率が上がるという好循環を生み、リクナビ・マイナビとは異なるデータドリブンな参入障壁を構築しています。
- 2
5期連続の売上成長率30%超と高い利益率
2025年12月期は売上高75.8億円(+40.3%)、営業利益率28.1%と、高成長とプラットフォーム型の収益性を両立。2026年12月期は上期累計で営業利益が通期予想の76.5%に達し、通期は買収したキッズ社の約5億円を含めて売上110億円(+45.2%)、既存事業だけでも+38%台の成長を見込みます。
- 3
新卒の約4倍の大きさがある中途採用市場へ参入
会社資料では新卒採用領域の約1,600億円に対し、中途採用領域は約6,000億円。新卒時代のユーザーが転職期に再利用する「新卒で出会い、中途で再会する」モデルで、低コストで会員基盤を転用できます。
- 4
実質無借金経営と成長投資余力
自己資本比率60.3%、現金90.7億円(2026年6月末)を保有する実質無借金経営。2026年7月には高校生向け進路支援のキッズ・コーポレーションを持株会社ごと買収し、高校→大学→就活→転職の一貫パイプライン構築に動いています。
注意すべきリスク
- 1
売上の大半が新卒採用市場に依存
日銀の利上げサイクルが続く局面では、企業の採用予算圧縮が中途→新卒の順で波及するリスクがあります。構造的な人手不足が下支えするとはいえ、転職サービスの売上構成比がまだ限定的です。
- 2
リクナビ・マイナビなど大手との競争激化
新卒市場では既存大手が圧倒的な知名度を保ち、中途市場でもビズリーチ・dodaなどが先行。口コミデータの差別化がどこまで持続するかが中長期の焦点です。
- 3
高成長の持続が前提のバリュエーション
PER約20倍(2026/12期予想ベース、2026年9月30日終値時点)はPEGレシオ0.5倍と割安感がある一方、40%超の成長率維持が織り込まれています。会社は下期に成長投資を優先し、四半期の営業利益が前年同期を下回る可能性があるとしており、成長鈍化が見えた時の株価調整リスクがあります。
- 4
M&A統合リスクと事業領域の拡散
高校生向け進路支援は既存の大学生向け就活DXとは顧客層が異なり、シナジー実現には時間がかかります。キッズ社の損益は第4四半期から連結され、2026年12月期はのれん償却を含めて営業利益を▲0.7億円押し下げる見込みで、PMIの巧拙が問われます。
事業概要
ワンキャリアは、「人の数だけ、キャリアをつくる。」をミッションに掲げるキャリアデータプラットフォーム企業。求職者向けに企業の口コミ・選考体験談・求人情報を提供する就活サイト「ONE CAREER」、転職サイト「ONE CAREER PLUS」を運営し、企業向けには採用DXを推進する「ONE CAREER CLOUD」を提供。求人広告掲載、オンライン説明会配信、応募者管理などを一体化し、採用市場の透明性向上と企業の採用活動のデジタル化を支援している。
主要事業
新卒採用支援「ONE CAREER」 — 企業の口コミ・ES・選考体験談を閲覧できる就活サイト
中途採用支援「ONE CAREER PLUS」 — 転職者向けにキャリア体験データを提供する転職サイト
企業向け「ONE CAREER CLOUD」 — 求人広告掲載・オンライン説明会配信・応募者管理を一体化した採用DXプラットフォーム
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
7,576
+40.3% YoY
営業利益
2,128
+64.2% YoY
純利益
1,500
+62.5% YoY
営業利益率
28.1%
企業評価
総合スコア 3.6 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
2
割安度
1
競合・類似銘柄
求職者と企業を直接つなぐスカウト型・逆求人型のプラットフォーム。採用決定時の成功報酬や掲載課金で稼ぐ。
ワンキャリアは、「人の数だけ、キャリアをつくる。」をミッションに掲げるキャリアデータプラットフォーム企業。求職者向けに企業の口コミ・選考体験談・求人情報を提供する就活サイト「ONE CAREER」、転職サイト「ONE CAREER PLUS…
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