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プライム3993

PKSHA Technology

PKSHA Technology Inc.

情報・通信業 / 情報通信・サービスその他

3,365円

+40 (+1.20%)

出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/6

投資ポイント

強み・成長ドライバー

  • 1

    「研究→ソリューション→SaaS」の好循環モデル

    大企業向けソリューション案件から得た知見をSaaSプロダクトに反映し、SaaSの顧客から得たデータで研究を深める循環構造が最大の特徴です。研究投資がプロダクト品質の向上→新規獲得の加速→データ蓄積→さらなる研究、というフライホイール効果を生んでいます。

  • 2

    大企業顧客基盤とAI SaaSのシェアNo.1

    時価総額上位100社の70%以上が導入済みというエンタープライズ顧客基盤は、新規参入者が容易に再現できない資産です。加えて、チャットボットとボイスボットの両方で国内シェアNo.1を押さえており、導入企業のスイッチングコストも高い状態です(出典: デロイト トーマツ ミック経済研究所)。

  • 3

    生成AI時代における独自ポジション

    ChatGPTに代表される生成AIブームを追い風に、「汎用AIをそのまま使うのではなく、企業ごとの業務データに合わせてAIをカスタマイズ・実装する」ニーズが急増しています。PKSHAはまさにこの「AI実装のプロ集団」であり、東大・松尾研究室由来の研究力が差別化要因になっています。

  • 4

    上場来初の配当開始 — 株主還元フェーズへの移行

    2026年7月31日、上場来初の配当(2026年9月期の期末配当予想10円/株)と自己株式取得を同日に決議しました。成長投資を優先し無配を続けてきた同社が株主への直接還元を始めたことは、成長ステージの転換を示すシグナルです。

注意すべきリスク

  • 1

    M&Aによる利益率の一時的な低下

    サーキュレーションの連結で売上は+60%増と急拡大する一方、AI Powered Worker事業の利益率はAI SaaS事業より低く、全体の事業利益率は18.0%→14.3%へ低下する見込みです。加えて同事業はプロフェッショナル人材の供給力に依存するため、人材の確保・リテンションが計画通りに進まないと受注キャパシティが制限されるボトルネックにも注意が必要です。

  • 2

    生成AIの競争激化

    OpenAI、Google、Anthropicなどの大手テック企業が生成AIを進化させる中、汎用AIの精度向上により「カスタムAI開発の付加価値」が低下するリスクは常に存在します。ただし、企業の業務プロセスに深く組み込まれたPKSHAのAIソリューションは、汎用AIでは代替しにくい側面もあります。

  • 3

    ROEの低さ

    ROE 7.7%は、AI関連の成長企業としてはやや低い水準です。自己資本比率が高く(2025年9月期末で63.4%、2026年6月末で65.7%。出典: 決算短信)、潤沢なキャッシュを有効活用できているかがポイントです。サーキュレーションの買収は資本活用の一例ですが、今後のM&A・成長投資の成果が注目されます。

  • 4

    PER 38倍のバリュエーション

    プライム市場平均(約19〜21倍、実績ベース・2026年8月末・JPX集計)と比べると高い水準です。FY2026予想の純利益28.5億円ベースでは予想PERは約37倍。AI関連銘柄のプレミアムとしては許容範囲ですが、業績未達のリスクには注意が必要です。

事業概要

東京大学・松尾豊研究室発のAIアルゴリズム企業。自然言語処理・音声認識・画像認識・機械学習/深層学習を核に、企業向けAIソリューション、AI SaaSプロダクト、AI×人材マッチングの3事業を展開する。主力製品にAIチャットエージェント「PKSHA ChatAgent」(国内シェア23.9%)、AI音声エージェント「PKSHA VoiceAgent」(国内シェア83.8%)、FAQシステム「PKSHA FAQ」があり、コールセンター・カスタマーサポート領域でのAI導入を推進。2025年8月にサーキュレーションをTOBで子会社化し、AI Powered Worker事業を新設。時価総額上位100社の70%以上にAI導入実績を持つ。

主要事業

  • AI SaaS事業 — 「PKSHA ChatAgent」「PKSHA VoiceAgent」「PKSHA FAQ」などの自社AIプロダクトをSaaS形式で提供。カスタマーサポート・社内ヘルプデスクの自動化を支援

  • AI Research & Solution事業 — 自然言語処理・画像認識・機械学習の技術を活用し、大手企業ごとの課題に応じたカスタムAIアルゴリズムの研究開発・実装を受託

  • AI Powered Worker事業 — 子会社サーキュレーションが運営するプロフェッショナル人材マッチングプラットフォーム。PKSHAのAI技術と融合し、AI×人材のハイブリッドモデルを構築

株価推移

TradingView

業績ハイライト2025/9(百万円)

売上高

21,771

+28.9% YoY

営業利益

3,922

+24.6% YoY

純利益

2,683

+27.8% YoY

営業利益率

18.0%

企業評価

総合スコア 3.8 / 5

成長性

5

収益性

5

安全性

5

規模

3

割安度

1

競合・類似銘柄

コンタクトセンター向けAI・顧客対応システム

音声認識・チャットボット・オペレーター支援で問い合わせ対応を自動化する。応答件数や席数に応じた課金が中心。

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PKSHA Technology

東京大学・松尾豊研究室発のAIアルゴリズム企業。自然言語処理・音声認識・画像認識・機械学習/深層学習を核に、企業向けAIソリューション、AI SaaSプロダクト、AI×人材マッチングの3事業を展開する。主力製品にAIチャットエージェント「P…

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セグメント別売上推移

セグメント2023年9期(百万円)2024年9期(百万円)2025年9期(百万円)2026年9(3Q)期(百万円)
AI SaaS6,074(43.7%)7,032(41.3%)9,050(41.2%)8,600(30.0%)
AI Research & Solution7,838(56.3%)10,009(58.7%)12,892(58.8%)9,990(34.9%)
AI Powered Worker———10,030(35.0%)