第一ライフグループ
Daiichi Life Group,Inc.
保険業 / 金融(除く銀行)
1,816円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
グループ修正利益5,515億円で3年連続過去最高
国内生保の順ざや拡大・政策株式売却益に加え、米国Protectiveの増益で2026年3月期は前期比+25%。2027年3月期は5,600億円程度(4年連続の最高益)を見込み、第1四半期(3ヶ月)は1,581億円・進捗率28%と期初想定を上回る滑り出し。
- 2
海外生保事業の地理的分散
米国Protective・豪州TAL・NZパートナーズ・ライフに加え、2026年9月に英国M&G(株式約15%)を持分法適用関連会社化し、NZ Fidelity Lifeの買収(約596億円)も決定。2030年度までにグループ修正利益の約50%を海外生保とする目標で、国内市場の成熟リスクを緩和。
- 3
ベネフィット・ワンで保険を超えるサービス展開
会員数1,118万人(2026年3月末)の福利厚生アウトソーシング事業を完全子会社化。保険の顧客接点を超えた「ライフサイクル全体にサービスを提供」する中長期戦略の核。
- 4
配当性向50%以上への引き上げと機動的な自己株式取得
2027年3月期中間配当より配当性向50%以上を適用し、1株配当は前期比+32%の72円を予想。あわせて総還元性向の目標(中期平均50%以上)は廃止し、追加還元はHDキャッシュ・ESR・株価等を踏まえ機動的に判断する方針。
注意すべきリスク
- 1
国内生保市場の長期縮小
人口減少・少子高齢化により国内生命保険の新契約獲得が構造的に困難に。対面販売チャネルの維持コストも課題。
- 2
金利・為替変動の影響
生命保険会社は資産運用の金利感応度が高く、金利急変動時に含み損益が大きく変動する。海外事業は為替リスクも伴う。
- 3
ベネフィット・ワンのTOBプレミアム回収リスク
約2,900億円でのTOBで取得したベネフィット・ワンのグループ修正利益寄与は31億円(2026年3月期)にとどまり、修正利益に含まれないのれん償却(年約200億円)が連結純利益を押し下げる。投資回収には長い時間を要する可能性がある。
事業概要
第一ライフグループは、第一生命保険を中核とする国内大手の生命保険グループ。個人・法人向けの生命保険引受を主力に、第一フロンティア生命保険(窓販向け貯蓄性商品)、第一ネオ生命保険(ネット専業)など複数の生保子会社を傘下に持つ。海外ではProtective Life(米国)、TAL(豪州)等を通じてグローバルに生命保険事業を展開し、子会社198社・関連会社255社で構成される。第一アイペット損害保険によるペット保険にも進出している。
主要事業
国内生命保険事業 — 第一生命保険による個人・法人向け生命保険の引受・資産運用
窓販・ネット生保 — 第一フロンティア生命(金融機関窓販向け貯蓄性商品)、第一ネオ生命(ネット専業の医療・死亡保険)
海外生命保険事業 — Protective Life(米国)、TAL(豪州)等によるグローバル展開
損害保険・その他 — 第一アイペット損害保険によるペット保険、資産運用事業
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
11,308,275
+14.5% YoY
営業利益
—
純利益
436,597
+1.6% YoY
営業利益率
—
企業評価
総合スコア 3.3 / 5
成長性
4
収益性
—
安全性
1
規模
5
割安度
3
競合・類似銘柄
営業職員・銀行窓販・郵便局といった対面チャネルで生命保険を引き受ける生保グループ。金利水準と保有契約高の推移、海外生保子会社の貢献が収益を左右する。
第一ライフグループは、第一生命保険を中核とする国内大手の生命保険グループ。個人・法人向けの生命保険引受を主力に、第一フロンティア生命保険(窓販向け貯蓄性商品)、第一ネオ生命保険(ネット専業)など複数の生保子会社を傘下に持つ。海外ではProt…
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