CYBERDYNE
CYBERDYNE,INC.
精密機器 / 電機・精密
211円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/9
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
承認と保険適用を積み上げた医療用HAL
日本では神経・筋難病などで公的医療保険が適用され、米国ではFDAの510(k)クリアランス、EU・アジア各国でも医療機器の承認・認証を取得。取得には多大な時間と費用がかかります(会社の説明)。
- 2
事業利益率45%のレンタル事業
製品レンタル等(販売収入を含む)の事業利益は8.9億円、事業利益率45%(2026年3月期、会社集計)。研究開発費と本社費用を除いた事業の段階では黒字です。
- 3
自己資本比率8割・現金131億円
親会社所有者帰属持分比率は80.6%、現金及び現金同等物は131.2億円で借入金はほぼゼロ(2026年6月末)。ただしPegasusのファンドへ今後10年で最大50億円の新規の現金拠出を予定しています。
- 4
海外の公的機関との取引
マレーシアの社会保障機構PERKESOの施設にHAL65台を導入。ドイツでは公的医療保険の当局が脊髄損傷への保険適用を前提とした臨床試験を準備しています。
注意すべきリスク
- 1
上場後13期続く営業赤字
2026年3月期の営業損失は6.0億円。2027年3月期第1四半期は0.17億円まで縮みましたが、営業損益には為替差益や受託研究の収入も含まれます。会社は業績予想を出していません。
- 2
最終損益が投資の評価で振れる
2026年3月期の純利益1.5億円は投資の評価益によるもので、その影響(会社算出10.5億円)を除くと約9億円の赤字。評価が下がれば損失になります。
- 3
承認・保険適用の進み具合しだい
脳卒中は日本で追加の治験を準備中、脊髄損傷は当局と協議中。売上は2024年3月期の43.5億円から伸びていません。
- 4
創業者への依存と議決権の集中
山海社長がB種類株式を通じて議決権の85.68%を保有(2026年3月末)。経営と技術開発の両面で同氏への依存が大きい構造です。
- 5
特定の顧客・地域への偏り
マレーシアのPERKESO向けが売上の11.9%(2026年3月期)。海外売上が6割を超え、為替や各国の医療制度の影響を受けます。
事業概要
装着型サイボーグ「HAL」を中核に、生体電位信号検出と人工知能制御を融合した「HCPS融合サイバニクス」技術を展開。医療分野ではサイバニクス治療、介護分野では下肢・単関節・腰タイプなど多機能なHALを提供し、脊髄損傷・脳卒中・神経難病から作業支援・フレイル予防まで幅広いソリューションを実現。
主要事業
サイバニクス医療健康イノベーション — HALを用いた脳・神経・筋系機能改善・再生治療
サイバニクス ライフイノベーション — 介護・自立支援用HAL(下肢・単関節・腰タイプ)、Neuro HALFIT プログラム、ロボケア事業
予防・早期発見 — メディカル・ヘルスケアデータ収集・解析AIプラットフォーム「Cyvis」シリーズ
作業支援 — 腰負荷軽減用HAL、AIロボット、除菌清掃ロボット「CL02」
株価推移
業績ハイライト2026/3(百万円)
売上高
3,846
-12.3% YoY
営業利益
-601
純利益
153
営業利益率
-15.6%
企業評価
総合スコア 2.6 / 5
成長性
4
収益性
1
安全性
5
規模
2
割安度
1
競合・類似銘柄
生体情報モニタや心電計、血球計数装置など医療現場で使う電子機器と検査装置を製造する。装置の設置台数に消耗品・保守が積み上がる収益構造。
装着型サイボーグ「HAL」を中核に、生体電位信号検出と人工知能制御を融合した「HCPS融合サイバニクス」技術を展開。医療分野ではサイバニクス治療、介護分野では下肢・単関節・腰タイプなど多機能なHALを提供し、脊髄損傷・脳卒中・神経難病から作…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ