ブリヂストン
BRIDGESTONE CORPORATION
ゴム製品 / 自動車・輸送機
3,829円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
プレミアムタイヤ戦略でタイヤ事業の調整後営業利益率12.8%
18インチ以上の高付加価値タイヤに経営資源を集中。2025/12期は12.8%(前年差▲1.0pt)に低下したが2026/12期上期は14.1%へ回復し、鉱山用超大型タイヤなど競合の少ない高マージン領域(Specialties区分の利益率22.9%)でのポジションも盤石。
- 2
ソリューション事業で「モノ売り」から「コト売り」へ転換
フリート管理・リトレッド・メンテナンスなどの生産財系BtoBソリューションが利益率11.7%(前年差+5.0pt)に改善し、2026/12期上期も13.4%と改善が継続。タイヤ販売本数に依存しない新たな収益の柱が育っている。
- 3
5年で配当2倍超の増配と2年で4,500億円の自社株買い
コロナ禍で減配した2020/12期55円から2025/12期115円(2026年1月1日付1:2株式分割後の換算値)へ着実に増配し、2026/12期は125円を予想。連結配当性向50%を目安とし、2025年に3,000億円、2026年に1,500億円の自社株買いを実施して取得分は全数消却する方針。
注意すべきリスク
- 1
新車用タイヤ販売の構造的減少
EVシフトやグローバル自動車販売台数の伸び鈍化により、新車装着用(OE)タイヤの販売が減少傾向。リプレイス需要は堅調だが逆風は続く。
- 2
天然ゴム・原材料価格の変動
主原料の天然ゴム・合成ゴム価格変動が利益に直結。プレミアム品への価格転嫁力はあるが、急騰局面ではマージン圧迫リスクがある。
- 3
2025/12期の営業減益と、米国関税・中東情勢によるコスト増
2025/12期は事業再編・再構築費用(純額1,125億円)と前期の土地売却益633億円の反動で営業利益3,812億円(前期比-14%)。2026/12期上期は営業利益+70.4%と反転したが、米国関税(上期250億円)と中東情勢によるコスト増(下期600億円強の見込み)が重く、通期は調整後営業利益5,150億円(+4.3%)の期初計画を据え置き。IFRS営業利益の予想は非開示。
事業概要
世界最大手のタイヤメーカー。「BRIDGESTONE」「FIRESTONE」ブランドで乗用車用・トラックバス用・建設鉱山車両用・航空機用タイヤを製造・販売し、世界150カ国以上で事業を展開する。タイヤに加え、フリート管理やリトレッド(再生タイヤ)のソリューション事業、スポーツ用品・自転車・化工品の多角化事業も展開している。
主要事業
タイヤ事業 — 乗用車・トラックバス・建設鉱山車両・航空機用タイヤの開発・製造・販売
ソリューション事業 — タイヤデータ活用のフリート管理サービス、リトレッド(再生タイヤ)事業
多角化事業 — ゴルフ用品(ブリヂストンゴルフ)、自転車(ブリヂストンサイクル)、化工品
株価推移
業績ハイライト2025/12(百万円)
売上高
4,429,452
-0.0% YoY
営業利益
381,237
-14.0% YoY
純利益
327,264
+14.8% YoY
営業利益率
8.6%
企業評価
総合スコア 4.0 / 5
成長性
4
収益性
3
安全性
5
規模
5
割安度
3
競合・類似銘柄
乗用車・トラック・建設鉱山車両向けのタイヤを製造する企業。新車装着と補修需要、天然ゴム・原油価格、海外市場の構成で収益が変わる。
世界最大手のタイヤメーカー。「BRIDGESTONE」「FIRESTONE」ブランドで乗用車用・トラックバス用・建設鉱山車両用・航空機用タイヤを製造・販売し、世界150カ国以上で事業を展開する。タイヤに加え、フリート管理やリトレッド(再生タ…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上(2025年12期)
| セグメント | 売上(百万円) | 利益(百万円) | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 米州 | 2,108,419 | 0 | 47.6% |
| 日本 | 992,197 | 0 | 22.4% |
| 欧州・中近東・アフリカ | 832,737 | 0 | 18.8% |
| アジア・大洋州他 | 496,099 | 0 | 11.2% |