TKP
TKP Corporation
不動産業 / 不動産
1,821円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
貸会議室業界No.1の直営ネットワーク(339拠点)
全国339拠点・約20.9万坪を展開し、年間約3万社が利用、リピート率約90%。「持たざる経営」で固定費リスクを最小化しています。
- 2
空間バリューチェーンの垂直統合戦略
遊休空間の仕入れ→内装(リリカラ)→会議・宿泊(フレキシブルオフィス/ホテル)→結婚式(ブライダル)と空間に関わるニーズをグループ内で完結させる構造です。
- 3
アパホテルFC22棟・ブライダル統合で事業基盤拡大
アパホテルFCは22棟・約3,900室に拡大、ノバレーゼ・エスクリ統合で国内最大級のブライダルグループ「オンザページ」が誕生しました。
注意すべきリスク
- 1
M&A統合リスクとリージャス売却の前例
短期間にリリカラ・ノバレーゼ・エスクリと異業種を子会社化。過去のリージャス買収(企業価値約467億円)はコロナ禍を経て売却に至った経緯があります。
- 2
特別利益118億円への依存(信託譲渡益)
2026年2月期の純利益122億円のうち信託譲渡益118億円(税引前)が占め、実力ベースの純利益は40億円前後。2027年2月期予想の純利益40億円はその水準への回帰です。
- 3
景気変動・パンデミックへの高い感応度
会議・研修需要、ホテル稼働率、ブライダル需要はいずれも景気変動に敏感。コロナ禍では2期連続の営業赤字に陥った実績があります。
事業概要
TKPは、不動産オーナーから遊休不動産を大口・割安で借り受け、会議室や宴会場、宿泊施設などの空間に再生して小口で貸し出す「空間再生流通事業」を主力とします。不動産を保有せず契約の形で確保するのが特徴で、国内外に339拠点・約20.9万坪を展開し、貸会議室は全国2,500室超と直営会議室数で業界首位。会議室運営で得た顧客基盤の上に、イベント運営、宿泊、ケータリング、コールセンター受託などの周辺サービスを重ねています。グループにはインテリア内装のリリカラを擁します。
主要事業
フレキシブルオフィス事業 — 「TKP貸会議室ネット」「TKPレンタルオフィスネット」、共同ブランド「CIRQ」、「fabbit」「CROSSCOOP」
イベントプロデュース — 会場選定から機材・音響照明・配信・当日運営までワンストップで受託
宿泊・研修 — 「TKP Hotels & Resorts」でビジネスホテルから温泉宿・リゾート研修施設まで運営
ケータリング — 「TKPパーティー・懇親会ネット」で会議・懇親会向けの料理提供
コールセンター — 株式会社TKPコミュニケーションズによる運営受託
インテリア — リリカラ株式会社(壁装材・床材などの内装材販売、空間デザイン)
株価推移
業績ハイライト2026/2(百万円)
売上高
114,357
+93.1% YoY
営業利益
10,301
+74.2% YoY
純利益
12,293
+224.4% YoY
営業利益率
9.0%
企業評価
総合スコア 3.8 / 5
成長性
5
収益性
3
安全性
3
規模
3
割安度
5
競合・類似銘柄
既存ビルを借りるか再生して、シェアオフィス・貸会議室として時間貸・区画貸しする会社。空間の稼働率を上げる運営力がそのまま収益になる。
TKPは、不動産オーナーから遊休不動産を大口・割安で借り受け、会議室や宴会場、宿泊施設などの空間に再生して小口で貸し出す「空間再生流通事業」を主力とします。不動産を保有せず契約の形で確保するのが特徴で、国内外に339拠点・約20.9万坪を展…
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2025年2期(百万円) | 2026年2期(百万円) |
|---|---|---|
| 空間再生流通事業 | 42,200(71.2%) | 52,200(45.7%) |
| リリカラ事業 | 17,100(28.8%) | 33,000(28.9%) |
| ノバレーゼ・エスクリ事業 | — | 29,100(25.5%) |