グロービング
Globe-ing Inc.
サービス業 / 情報通信・サービスその他
1,883円
出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/6
投資ポイント
強み・成長ドライバー
- 1
売上成長率+39%と営業利益率35%の両立
FY2026/5期(IFRS)に売上高115億円(+39%)・営業利益率34.8%を達成。上場コンサルで高収益の代表格であるベイカレント(2026年2月期の営業利益率34%)に並ぶ水準です。
- 2
AIプロダクトの成長余地
企画支援AI「グロービングくん」・会議エージェント「AIMeE」など特許取得済みを含む4製品を展開。顧客との共同開発が中心のAI事業セグメントは売上の3.5%ですが黒字化済みで、2031年5月期にはAI関連売上比率70%以上を目指す構想です。
- 3
大企業との長期取引が広がる顧客基盤
年間売上10億円以上の顧客が2社、1億円以上が22社に拡大。3〜5年の長期伴走を前提とするJI型案件が売上全体の60%を占めます。
注意すべきリスク
- 1
人材確保とスケーラビリティ
コンサルタント203名体制でFY2027/5売上161億円を目指すには大幅増員が必要。採用競争の激化が成長のボトルネックになりえます。
- 2
上場企業としてのトラックレコードの短さ
2024年11月上場で通期決算は2期分のみ。会社予想の達成精度や景気後退局面での耐性はまだ検証されていません。
- 3
AI事業の競争環境
大手コンサル・SIer・AI専業企業が参入する市場で、自社プロダクトの競争優位が持続するかは注視が必要です。
- 4
経営体制の移行と持株会社化
2026年8月にCEOが田中耕平氏から福田浩基氏(元BCG、取締役CSOから昇格)に交代。12月には持株会社「WAOホールディングス」へ移行し、M&Aを含む拡張路線に入ります。創業者の持株比率は2025年の売却で約48%(2026年5月末)に下がり、支配株主ではなくなりました。
- 5
大口顧客への集中
2026年5月期はトヨタ自動車1社で売上の20%を占めました。第4四半期は主要顧客の業績悪化などで売上が前の四半期から11%減っており、大口顧客の予算や業績の変化が業績を左右しやすい構造です。
事業概要
準委任契約によるコンサルティングサービスと各種SaaSクラウドプロダクト事業を展開。CxO・プロジェクトリーダーと協業し、『外部視点を持ったインサイダー』として顧客企業内に入り込み、戦略とデジタルを融合したワンストップサービスを提供。
主要事業
コンサルティング事業 — 準委任契約による戦略・デジタル変革コンサルティング
クラウドプロダクト事業 — 各種SaaS製品の企画・開発・販売
株価推移
業績ハイライト2026/5(百万円)
売上高
11,512
+39.5% YoY
営業利益
4,003
+43.0% YoY
純利益
2,875
+62.6% YoY
営業利益率
34.8%
企業評価
総合スコア 4.2 / 5
成長性
5
収益性
5
安全性
5
規模
3
割安度
3
競合・類似銘柄
経営戦略の立案から実行支援までを人月で提供する。コンサルタントの採用数と稼働単価が売上を決め、案件の景気感応度が高い。
準委任契約によるコンサルティングサービスと各種SaaSクラウドプロダクト事業を展開。CxO・プロジェクトリーダーと協業し、『外部視点を持ったインサイダー』として顧客企業内に入り込み、戦略とデジタルを融合したワンストップサービスを提供。
銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ
セグメント別売上推移
| セグメント | 2025年5期(百万円) | 2026年5期(百万円) |
|---|---|---|
| コンサルティング事業 | 8,214(99.5%) | 11,108(96.5%) |
| AI事業 | 42(0.5%) | 405(3.5%) |