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S
プライム4443

Sansan

Sansan,Inc.

情報・通信業 / 情報通信・サービスその他

2,092円

+23 (+1.11%)

出典:東証株価・決算短信よりKabuGraph算出 / 最終更新: 2026/10/5

投資ポイント

強み・成長ドライバー

  • 1

    マルチプロダクト戦略の実績

    Sansanは名刺管理という単一プロダクトから出発し、Bill One、Contract Oneと隣接する業務領域に横展開して成功を重ねた実績があります。名刺データという「人」の情報、請求書データという「取引」の情報、契約データという「契約関係」の情報を統合することで、企業のビジネスインフラとしての…

  • 2

    高いスイッチングコストとストック収益

    名刺データや請求書データは、導入企業にとって蓄積するほど価値が高まる資産です。一度Sansanに集約されたデータを他社に移行するコストは大きく、解約率の低さ(Bill One: 月次0.34%)がその証左です。ストック型の月額課金モデルのため、翌期の売上の大部分が期初時点で見通せるという予測可能性の…

  • 3

    利益率の急改善トレンド

    営業利益率は2023年5月期の0.8%から2026年5月期には15.2%へ急改善。2027年5月期は調整後営業利益率で20.0〜22.5%(営業利益率換算で約20〜22%)を見込んでおり、今後も売上成長を上回るペースで利益が拡大する余地があります。SaaS事業は限界利益率が高いため、売上規模が拡大するほど利益率が改善する構造です。

注意すべきリスク

  • 1

    高いバリュエーション

    急速な利益成長を背景に株価は上昇しており、成長プレミアムが大きく織り込まれた水準です。東証プライム市場の平均PERが約19〜21倍(2026年8月末、JPX規模別・業種別PER)であるのに対し、SansanのPERは30倍台後半(2026年9月時点)と高い水準にあります。業績の成長鈍化があれば、株価の調整リスクは大きくなります。

  • 2

    主力セグメント依存度の高まり

    Sansan/Bill One事業が売上の87%を占めており、特にBill Oneの成長率(+39.7%)が全社の成長をけん引しています。Bill Oneの成長が鈍化した場合、全社業績への影響は大きいです。インボイス制度の特需が一巡した後も、同様のペースで新規獲得を続けられるかが注目点です。

  • 3

    競合環境の変化

    請求書受領サービスではfreeeやマネーフォワードなど会計SaaS企業との競合が激化しています。名刺管理領域ではスマートフォンのスキャン精度向上やSNSの活用により、専用サービスの必要性が問われる可能性もあります。ただし、Sansanの強みは個別機能ではなく「企業のビジネスデータを横断的に統合する」…

  • 4

    配当は始まったばかり

    2026年5月期に1株あたり2.50円の配当を初めて実施しましたが、配当利回りは極めて低い水準です。2027年5月期は年間5.00円を予定していますが、配当・優待を重視するインカム投資家には向かない銘柄です。

事業概要

名刺・請求書・契約書などビジネス書類のデータ化とクラウド管理を軸としたSaaS企業。独自のデータ化技術(AI+人力オペレーション)で非定型のアナログ情報を高精度にデジタル化し、営業活動や経理業務の効率化を実現する。法人向け営業AXサービス「Sansan」と経理AXサービス「Bill One」が二本柱。

主要事業

  • 「Sansan」 — 名刺・接点情報を企業データベース化し、330万件超の企業情報と組み合わせて営業戦略の立案・実行を支援する営業AXサービス

  • 「Bill One」 — あらゆる形式の請求書をクラウド上で一元管理し、経費精算・債権管理を含む証憑業務を効率化する経理AXサービス

  • 「Eight」 — 個人向け名刺アプリを基盤に、BtoCのキャリアサービスとBtoBの採用・マーケティングサービスを展開

株価推移

TradingView

業績ハイライト2026/5(百万円)

売上高

53,761

+24.4% YoY

営業利益

8,185

+192.3% YoY

純利益

6,778

+1498.6% YoY

営業利益率

15.2%

企業評価

総合スコア 3.0 / 5

成長性

5

収益性

3

安全性

3

規模

3

割安度

1

競合・類似銘柄

営業支援・顧客管理SaaS

名刺・通話履歴・問い合わせといった顧客接点の記録をデータ化し、営業活動に使えるようにするクラウドサービス。

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Sansan

名刺・請求書・契約書などビジネス書類のデータ化とクラウド管理を軸としたSaaS企業。独自のデータ化技術(AI+人力オペレーション)で非定型のアナログ情報を高精度にデジタル化し、営業活動や経理業務の効率化を実現する。法人向け営業AXサービス「…

銘柄の分類・事業概要はKabuGraph調べ

セグメント別売上推移

セグメント2022年5期(百万円)2023年5期(百万円)2024年5期(百万円)2025年5期(百万円)2026年5期(百万円)
Sansan/Bill One事業18,100(89.2%)22,500(88.7%)29,900(89.4%)37,800(88.2%)46,847(87.5%)
Eight事業2,200(10.8%)2,860(11.3%)3,540(10.6%)5,040(11.8%)6,720(12.5%)